イマジニア(4644)これからの株価見通しについて
本記事では、注目を集めているイマジニア(4644)の今後の株価について分析します。イマジニアの株価は、2019年11月初旬は、約900円でしたが、12月現在、1,100円台後半となり、年初来高値を更新しています。また、イマジニアは、今後も好材料が数多く予想されます。イマジニアがなぜ注目を集めているのか、今後の株価の見通しについて、直近の決算資料も参照しながら分析していきます。
会社概要
- 会社概要
イマジニアは、コンテンツ事業(キャラクター、教育、ゲーム)と、商品企画並びにセールスプロモーション、海外へのコンテンツ提供の事業をしております。 - 事業概要
イマジニアの2018年の売上高は、約51億円、営業利益が約7億5千万円です。営業利益率は15%を超えており、優良企業と言えます。「リラックマ」「すみっこぐらし」「FitBoxing」など、有名なIPのゲーム開発を多く手がけています。中国にも事業所を持ち、日本と同様にコンテンツ事業を行なっています。
注目される理由
イマジニア(4644)が注目される理由は3つあります。
- コンテンツ事業の期待値
一つ目の理由は、コンテンツ事業の期待値です。2020年1月にリリースが予定されている「メダロッドS」をはじめ、サンリオやバンダイなどの有名IPを保有する企業とパートナーになっており、今後も有名IPを使ったコンテンツ展開が見込まれます。 - 中国への事業展開
2つ目の理由は、中国への事業展開です。2019年12月4日に、中国で「HUNTER X HUNTER」のスマートフォンゲームがリリースされました。中国のアプリストアのダウンロードランキング1位を獲得しています。世界的なゲーム会社である、テンセントからリリースされていて、イマジニアの中国事業拡大に貢献することが見込まれます。また、アニメやドラマなどのコンテンツ事業も中国で展開し、今後の拡大が見込まれます。 - ゲーム関連銘柄の中では割安な株価
3つ目の理由は、割安な株価です。イマジニアの時価総額は、100億円以下(2019年12月現在)で、株価純資産倍率(PBR)は約1.1倍です。スマートフォンゲーム関連の銘柄では非常に割安な水準です。例えばコロプラ(3668)やKLab(3656)だと、株価純資産倍率(PBR)は約2倍です。
ファンダメンタル分析
イマジニアのファンダメンタル面をみていきます。2018年の売上高は、約51億円、営業利益が約7億5千万円です。営業利益率は、約15%であり、優良企業といえます。ファンダメンタルの指標を、直近の有価証券報告書を元に計算すると、株価純資産倍率(PBR)は約1.1倍、株価収益率(PER)は約21倍であり、関連銘柄の中では、割安な部類に入る銘柄です。
テクニカル分析
2019年11月初旬は、約900円でしたが、12月現在、1,100円台後半となり、年初来高値を更新しています。すでに株価は青天井に入っており、中国での「ハンター・ハンター」や、「メダロッドS」の動向次第で、株価が急騰する可能性があります。
これからの株価見通し
★★★★☆
中国での「ハンター・ハンター」や、「メダロッドS」の動向次第で、株価が急騰する可能性があります。他のゲーム関連銘柄と比べても割安で、大きく値下がりする可能性は小さいです。コンテンツ事業も順調なため、新材料が出る可能性も高いです。ニュースの動向を注視し、初動に乗ることができれば、期待できる銘柄と言えます。
株価10倍になる株(テンバガー)や大化け銘柄を狙うには、継続的に株価を分析し、初動を狙うことが重要です。効率よく情報収集するための一助となれば幸いです。